その6:その他の注意事項
チャイルドシート着用率の低さ
日本のようにチャイルドシートの着用を義務付けられている場合、同乗している子どもたちの安全が守られているが、マレーシアではほとんどの場合、親が助手席で子供を抱いている場合が多い。
また、定員オーバーの乗用車やバイクもよく見かける。後部座席に子ども5人、助手席にお母さんと赤ちゃんなど、想像を超える大人数で走っている車もある。
もしそんな車とぶつかってしまったら大変なことになる。どの車にどれだけ子どもだちが乗っているか分からないので、当然ながら安全運転を心がけたい。
スピード取締り
ここ10年間、首都クアラ・ルンプールを中心に、スピード違反や赤信号無視を取り締まるために無人カメラの設置が進んでいる。
自動車専用道路に取り付けられている取締り用カメラのほとんどは立体交差などの橋の下に取り付けられていて見つけにくい。スピード違反を取り締まるために警察はカメラと検問所を使っている。検問所を設置しにくい主要自動車道の場合、郵便で違反切符が送られてくる。
ネズミ捕りもよく行われている。検問所の20km以上手前に設置された移動式カメラが目を光らせている。日本でもマレーシアでも法定速度は守りましょう。