果物の王様 ドリアン(Durian)
旬の季節
毎年6月と12月の年2回。旬の時期になると路上屋台が増える。
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果物の王様 ドリアンのにおい
「果物の王様」と呼ばれているドリアン。においのきつさは有名。タマネギが腐ったような強烈なにおいと言われることがある。
窓を閉め切った車で、路上のドリアン屋台の横を軽く通り過ぎただけで、車内はドリアンのにおいで充満するぐらい強烈。
あまりの強烈なにおいに、一部ホテルやシンガポールの地下鉄では「ドリアン持ち込み禁止」の表示があるくらい。
でも、ドリアン好きにとっては、ドリアンの姿は見えずとも、あの香りが漂ってくるだけで反射的にヨダレが出てきてしまうほど。
ドリアンとは?
1~5kgのドリアンの表面は硬く鋭いトゲに覆われている。素手でつかもうとすると怪我します。普通軍手で防御して、この果物の王様と格闘する。
ドリアンのかたい殻の中は5つの部屋に分かれていて、それぞれの部屋の中にかたい茶色の種子が1~3個ほど入っている。その種子を包むように黄色~クリーム色の果肉が付いている。
この果肉に甘みがあって、舌触りはクリームチーズのような感じで絶妙な食感。独特の香りと濃厚な味わいは好き嫌いが分かれるものの、一度は試してみる価値のある果物の王様。
この果肉を素手でつかんで食べる。スプーン、フォークを使って食べない。
ドリアンにまつわるうわさ
全員に当てはまるとされる、人がドリアン好きになるプロセス
1回目:一口食べるか食べないでギブアップ。
2回目:少し慣れて2口、3口目まで何とか食べれる。
3回目:ん?こんな味だった?と思ってもう一度試したくなる。
4回目:ドリアンにぞっこんになってしまう。
ドリアンを食べたあとにアルコールを飲むと死ぬ
科学的には証明されていないものの、現地の人のご法度とされている。年に数人これが原因で亡くなっているとか?
原因と言われているのはドリアンの持つ「体のヒートアップ作用」。ドリアンを食べたあとは体が熱くなるので、たくさん水を飲んで体を冷やすように現地の人たちは言っている。
手や口の中のドリアン臭さをとる方法。
ドリアンを食べたあといつまでも残る匂いの消し方は簡単。水をドリアンの硬いとげとげの皮にかけて手を洗ったり、口をゆすいだりする。
なんとも不思議なことに、においが一瞬にして消えてしまう。ドリアンを食べる際には一度お試しください。