独立記念日(Hari Merdeka)
マレーシア独立記念日とは?
1957年8月31日に、マレーシアの前身であるマラヤ連邦がイギリスからの独立を勝ち取り、独立国家としての地位を確立した日。これにより過去300年に渡るポルトガル、オランダ、イギリス、日本による植民地支配から解放された。

サバ州、サラワク州が後で加わって、現在のマレーシアという国が成立したのは1963年9月の事。
その事もあり、半島マレーシアでは非常に盛り上がる独立記念日も、東マレーシア(ボルネオ島)では落ち着いている。
大晦日並みの大盛り上がりの独立記念日
毎年8月になると、「マレーシア独立の歌」を耳にする事が多くなる。テレビやラジオやスーパーなどで繰り返し流される。またテレビでは"Merdeka! Merdeka! Merdeka!"(独立!独立!独立!)と言うキャッチフレーズが一日中流される。
大型スーパーでは、"Merdeka Sale"(独立セール)が開催される。
多くの国民(特にマレー人)が自分の家や車にマレーシアの国旗を掲げてマレーシアの独立を祝う。中には自分の車の天井にマレーシアのミニ国旗を5本以上たてる人もいる。
特に都市部では、独立を記念した特別博覧会やミュージカルが開催され、国王(Agung)夫妻はもちろん、全閣僚、世界各国の代表者を招いて大々的なイベントが開かれる。
マレーシアの独立記念日前日のカウントダウンは、日本の大晦日よりもにぎやかに思える。