タイプーサム(Thaipusam)

タイプーサムとはヒンズー教徒にとってディパバリと並んでとても重要なお祭り。ヒンズー暦の10月(Thaiの月)に、プーサム(Pusam)という星が昇るときに行われる。

連邦領クアラルンプール、ジョホール、ヌグリ・スンビラン、ペラ、ペナン、セランゴール州でのみ休日になる。

ヒンズー教の奇祭

タイプーサムには敬虔なヒンズー教徒が苦行をすることで、神々への感謝を表す。タイプーサムの苦行は危険を伴うため、他の国々では禁止されているが、マレーシアとシンガポールでのみ盛大に祝われている。

タイプーサムの苦行とは

タイプーサムでは体やほお、舌などに長く太い釘を刺し、カバディ(Kavadi)といわれる儀式用具を持ってヒンズー寺院に参拝する。

また燃える灼熱の炭火の上を歩く人もいる。それでも熱く感じず焼けどもしないといわれている。その他に大きなミルクポットを肩にのせて寺院に参拝する人もいる。

タイプーサムの起源

タイプーサムの起源は様々なヒンズー教の伝説が関係していて特定することはできない。様々な説が出回っている。

タイプーサムでは繁栄の神スブラマニウム(Subramaniam)を奉った台車を街にくり出し寺院へと向かうので、このヒンズー教の神と深い関係があるのかもしれない。

宗教的な罪を払うために信者は何千個というココナッツを地面に叩きつける事も行われる。

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