中国正月(Tahun Baru Cina)

中国正月(チャイニーズ・ニュー・イヤー)は、華人の中で最も盛大に祝われるお祭り。赤い提灯や飾り付けで町中がにぎやかになる。

中国正月とは?

中国暦(旧暦)の1月1日から15日までの期間を祝う。別名「春節」とも言い、一週間ほどの大型連休になる。中国正月中には親戚・家族の絆を強めるために帰省して親族一同で祝う。

華やかでにぎやかな中国正月

中国正月前後には町中が赤一色に飾り付けられる。町中に「恭喜發財(ゴン・シー・ファー・チャイ)」と言う文字をよく見かける。日本で言う「あけましておめでとう」のようなもの。恭喜=おめでとう、 發財=お金が儲かりますようにという意味がある。日本の新年のあいさつとは意味合いは違う。

中国正月

飾り付けの中には、「春」、「福」という文字をひっくり返したものがある。中国語で「逆さま」という意味を「到」という字であらわす。この字には「やってくる」という意味もあるので、これらの飾りには「春が来る、福が来る」という縁起の良い意味になる。

中国正月の大晦日の夜には、日付が変わった後、爆竹と花火の音が町中に響き渡る。大きな音で悪い霊をびっくりさせて追い出し、一年の安全を願うという意味がある。

中国正月中の習慣

紅包(アンパオ)と呼ばれるお年玉がふるまわれる。お金や赤い袋に入ったみかんが配られる。子どもだけでなく、ご近所の大人にも配るのがこちらの習慣。

獅子舞もこの中国正月の習慣の一つ。大きな獅子舞パレードになると、日本とは違い、アクロバット並みの派手なパレードを見ることができる。中国正月の最終日は「Chap Goh Mei(チャッ・ゴー・メイ)」と呼ばれている。獅子舞の盛大なパレードで中国正月は幕が閉じられる。

ちなみに中国正月中は華人系のレストラン・商店が長期閉待ってしまうので注意。大きなショッピングセンターは正月中も開いている。

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